「カットの一種か?」「スクリューのよう」 大谷翔平の“謎変化球”に米ファン困惑
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地アスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。8回5安打2失点で、10勝目はならなかったものの10奪三振、108球の力投を見せた。米国の投球分析家は、大谷が投じたあるボールに着目。左打者の外角へ逃げていくボールには米ファンからも「なんだこれ?」「カットボールの一種か?」などと驚きの声があがっている。
アスレチックス戦に「2番・投手」で先発も10勝目はならず
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地アスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。8回5安打2失点で、10勝目はならなかったものの10奪三振、108球の力投を見せた。米国の投球分析家は、大谷が投じたあるボールに着目。左打者の外角へ逃げていくボールには米ファンからも「なんだこれ?」「カットボールの一種か?」などと驚きの声があがっている。
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2回2死二塁、打席に左打者ブラウンを迎えた時だった。大谷がセットポジションから投じたボールは、外角高めへ横滑りするように変化。球速89マイル(約143.23キロ)の逃げていく変化球は、捕手のミットに収まった時点ではボールゾーンだったものの見事に空振りを奪った。
このボールに注目したのは、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏だった。実際の映像をツイッターに公開。文面に「ショウヘイ・オオタニが奇妙な球を投げる。何なのかは分からない」とつづり、回転数は2993で、スプリットの2倍であることを指摘した。
米ファンからも「スクリューのよう」「異常な回転量だ」「約3000回転で89マイルか、ヤバすぎる」「なんだこれ?」「カットボールの一種か?」「チェンジアップが荒れたもの?」「この世界のものではない」などと様々なコメントが寄せられていた。
大谷は8回2失点と好投したが、援護に恵まれず。1918年にレッドソックス時代のベーブ・ルースが達成して以来103年ぶりの年間「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」はお預けとなった。この日は打撃でも2打数無安打2四球。本塁打王争いではトップのブルージェイズのゲレーロJr.に2本差のままとなっている。チームが9回に追いついたため大谷の負けはなくなったが、エンゼルスは延長戦の末2-3で敗れた。
(THE ANSWER編集部)