惨敗ホリフィールドは「2度と戦うべきではない」 58歳に米記者は辛辣「大虐殺だった」
ボクシングの元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド(米国)が11日(日本時間12日)、米フロリダ州で行われたヘビー級8回戦で元UFC王者ヴィトー・ベルフォート(ブラジル)と対戦。58歳にして10年ぶりの現役復帰を果たしたが、初回TKO負けを喫した。米記者からは「大虐殺だった。もう2度と戦うべきではない」などと辛辣な声があがっている。
10年ぶりリングも元UFC王者に完敗
ボクシングの元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド(米国)が11日(日本時間12日)、米フロリダ州で行われたヘビー級8回戦で元UFC王者ヴィトー・ベルフォート(ブラジル)と対戦。58歳にして10年ぶりの現役復帰を果たしたが、初回TKO負けを喫した。米記者からは「大虐殺だった。もう2度と戦うべきではない」などと辛辣な声があがっている。
久々のリングは、初回で終わった。相手の連打を食らうも耐えていたホリフィールド。残り40秒を切ったところで、ベルフォートの左アッパーをまともに食らった。後ろ向きにダウン。立ち上がったが、再開後も一方的に打ち込まれる。レフェリーが試合を止め、ホリフィールドのTKO負けとなった。
2011年以来、10年ぶりの復帰戦。当初は6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)がリングに上がるはずだったが、新型コロナウイルス感染のため、代役としてホリフィールドの出場が急遽決まっていた。44歳相手に惨敗となったが、米記者からは厳しい声が寄せられている。
米スポーツ専門局「ESPN」などに寄稿していたアーラッシュ・マルキャズィー記者は「イベンダー・ホリフィールドは来月59歳になる。10年間試合をしていない。2週間前の時点でこの試合は計画されていなかった。この試合を許可した人たちは逮捕されるべきだ」と自身のツイッターにつづった。
また米専門サイト「MMAファイティング」のリポーター、マイク・ヘック氏も自身のツイッターで「実際そこにあったのは大虐殺だった。見ていて悲しかった。彼はもう2度と戦うべきではない」とツイート。レスリングで五輪出場経験のあるUFC選手、アルジャン・ブラーもツイッターを更新し「リング上でのホリフィールドの動きを見るのは悲しかった。怪我をしていないようで良かった」と安堵していた。
(THE ANSWER編集部)