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張本智和の13歳妹・美和、Tリーグ初勝利お預け 単複2戦出場も世界選手権代表に及ばす

卓球のTリーグ女子は11日、東京・大田区総合体育館で行われた。3季連続2位の木下アビエル神奈川が昨季3位の日本ペイントマレッツに0-4で敗れ、開幕初戦で黒星。13歳の張本美和はダブルスとシングルスの2試合に出場したが、Tリーグ初勝利はお預けとなった。

ダブルスに出場した張本美和(左)・牧野美玲ペア【写真:浜田洋平】
ダブルスに出場した張本美和(左)・牧野美玲ペア【写真:浜田洋平】

卓球Tリーグ女子

 卓球のTリーグ女子は11日、東京・大田区総合体育館で行われた。3季連続2位の木下アビエル神奈川が昨季3位の日本ペイントマレッツに0-4で敗れ、開幕初戦で黒星。13歳の張本美和はダブルスとシングルスの2試合に出場したが、Tリーグ初勝利はお預けとなった。

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 第1試合ダブルスには、木下アビエル神奈川から東京五輪男子団体銅メダル・張本智和の妹・美和と牧野美玲の中学1年コンビが登場。24歳の芝田沙季、17歳の大藤沙月ペアに挑んだが、第1ゲーム(G)は3-11。第2Gは10-6でゲームポイントとしたが、5連続失点で勝利はならなかった。

 第2試合のシングルスは、世界ランク49位の17歳・木原美悠が同10位フォン・ティエンウェイ(シンガポール)と対戦。第1Gを11-4で奪うと、第2Gは開始から7連続得点など11-4で圧倒した。しかし、第3、4Gを献上。6-6から始まる最終第5Gも9-11で屈した。

 第3試合のシングルスは、張本が再び芝田と対戦。11月の世界選手権代表を相手に第1Gは7-11で落とした。第2Gは開始から4連続得点など果敢な攻めのプレーを展開。会場に声を響かせ、11-8と奪い返した。しかし、第3Gは9-11、第4Gは6-11で敗戦。最後まで食い下がったが、及ばなかった。

 神奈川・川中島中1年の13歳の張本は、初年度の19年2月にダブルスでTリーグデビュー。昨年11月にはシングルスデビューを飾った。昨季のプロフィールは身長152センチだったが、今年は164センチにアップ。これまでダブルス1試合、シングルス3試合で勝利はないが、今年の全中を制すなど成長を見せている。

 第4試合のシングルスは、浜本由惟が南波侑里香にゲームカウント3-1で敗戦。日本生命レッドエルフのV4阻止となる初優勝を狙うシーズンだが、黒星スタートとなった。昨季までエースを務め、東京五輪女子団体で銀メダルを獲得した石川佳純は契約が発表されておらず、この日もメンバーに入っていなかった。

(THE ANSWER編集部)


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