「1900年以降初」「リーグ51年ぶり」 大谷翔平、44号本塁打の裏で誕生した珍記録たち
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地アストロズ戦に「2番・投手」で先発。投手としては4回途中6失点で2敗目を喫したものの、打者としては登板前の初回の第1打席で44号ソロを放ち、ファンやメディアの度肝を抜いた。103年ぶりのシーズン2桁勝利&2桁本塁打の偉業は持ち越しとなったが、この試合でいくつかの記録が生まれた。
「2番・投手」の初回本塁打、申告敬遠、敗戦投手で生まれた珍記録
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地アストロズ戦に「2番・投手」で先発。投手としては4回途中6失点で2敗目を喫したものの、打者としては登板前の初回の第1打席で44号ソロを放ち、ファンやメディアの度肝を抜いた。103年ぶりのシーズン2桁勝利&2桁本塁打の偉業は持ち越しとなったが、この試合でいくつかの記録が生まれた。
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MLB公式サイトによると、「初回に本塁打を放ち、敗戦投手となった選手」は1900年以降で大谷が初という。また、この日の本塁打の打球速度114.7マイル(約184.6キロ)はMLB公式データ解析システム「スタットキャスト」が導入されて以降、投手として4番目に速さ。では、誰が1位なのかと気になるところだが、記事では「ちなみに、トップ5はオオタニが独占している」と説明した。
打たなくても記録になった。4回の第3打席は2死二、三塁で一塁が空いており、申告敬遠。AP通信によると、指名打者制を採用しているア・リーグで、投手で出場した選手としては51年ぶりに敬遠されたという。「最後に敬遠されたア・リーグの投手はツインズのジム・カートであり、1970年9月1日のことだった」と記している。
しかし、やはり最大の注目となるのは1918年のベーブ・ルース以来のシーズン2桁勝利&2桁本塁打という大記録。次回登板では「103年ぶり」の歴史的快挙を楽しみにしたい。
(THE ANSWER編集部)