8日の公開練習でミット打ち＆シャドーなど披露も「試合やめてくれ」

　現役復帰するボクシングの元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド（米国）が8日に練習を報道陣に公開。米専門サイトがその様子を動画でレポートしたが、キレのない動きに対し、ファンから心配の声が殺到している。

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　米専門サイト「MMAファイティング」公式ツイッターがアップしたのは1本の動画。練習着をまとったホリフィールドがミット打ちを見せているが、単発のパンチが目立ち、動きに迫力が欠ける。続けてシャドーも披露したが、キレもイマイチに映る。

　11日に当地で元UFC王者ヴィトー・ベルフォート（ブラジル）と8回戦で対戦するホリフィールド。当初は6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ（米国）がリングに上がるはずだったが、新型コロナウイルス感染のため、代役として急遽出場が決まった。

　準備期間が短いとはいえ、「イベンダー・ホリフィールドが『トリラー・ファイトクラブ』のビクトー・ベウフォートとのメインイベントに向け、メディアの前でトレーニング」と紹介された動画には、ファンから心配の声が続々と寄せられている。

「これは戦うべきないよ。頭でやろうとしてることに体がついてきてない」
「この狂気の沙汰をやめろ……いろいろと間違ってる」
「マジかよ」
「これはスローモーションなの？」
「悪いアイディアに見えるけど」
「これ見てると不安にさせられる」
「この試合が許可されるなんて嘘だろ」
「悲劇が待ってるかもしれないよ。試合やめてくれ」

　このように悲観的な声が上がっていたが、往年のレジェンドはファンの不安を一蹴する戦いが見せられるか。