先月22日の「リトルリーグ・クラシック」で交流したキッズ記者がレポート

　米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投打に渡る前人未到の活躍を続け全米からスポットライトを浴び続けている。8月22日にペンシルベニア州ウィリアムズポートで行われた「リトルリーグ・クラシック」に出場した際には、キッズ記者の直撃取材を受けていたようだ。

　キッズ記者の大谷レポートを掲載しているのは、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」の子ども向け版「キッズ」だった。少女記者のアナ・レイブルさんは、同日のインディアンス戦の試合前に、大谷とトラウトを取材することができたようだ。

「2021リトルリーグ・ワールドシリーズ・クラシックでトラウトとオオタニに会った」と題したレポートの中では、レイブルさんは「オオタニ選手は親切に私のインタビューに応じてくれました。日本からの記者たちにも囲まれながら私はこう尋ねました。『二刀流挑戦は次世代の選手にどのような影響があるとおもっていますか？』」と取材の中で大谷に質問を投げかけたという。

　このレイブルさんの質問に対して大谷は、良い前例になれれば子どもたちのお手本になるかもしれない、といった趣旨で丁寧に回答したという。

　レイブルさんはさらに「オオタニ選手がどれだけ人気なのかを証明する夜でした。リトルリーガーたちは写真を撮りまくっていたし、打席に立つと声援が球場を包みました。彼の二刀流としての存在感はMLBの歴史を変えるほどのもので、これはベーブ・ルース以来の出来事なのです！」と興奮気味に当日の様子を振り返っている。

　レイブルさんにとっては夢のような経験だった。「トラウトとオオタニという未来の殿堂入り選手にインタビューできたこの日は一生忘れることはないでしょう！」とも続けている。

　記事の中には大谷と撮影した2ショットも掲載していたレイブルさん。野球少年のみならず、少女の心もがっちりとつかんだようだ。