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本塁打途中に衝撃の大乱闘 生還できずの事態に米唖然「こんな乱闘久しぶりに見た」

米マイナーリーグの試合で本塁打中に乱闘が発生するという前代未聞の出来事が起きた。打った選手がダイヤモンドを回る途中で、守備側の遊撃手にヘルメットを投げつけるなどし場内は騒然。計5選手が退場することとなった。米メディアが動画付きで報じている。

ヘンリー・ラモスが本塁打を放ち、ダイヤモンドを回る途中で前代未聞の大乱闘が勃発した【写真:Getty Images】
ヘンリー・ラモスが本塁打を放ち、ダイヤモンドを回る途中で前代未聞の大乱闘が勃発した【写真:Getty Images】

打った打者がヘルメット投げつけ激高

 米マイナーリーグの試合で本塁打中に乱闘が発生するという前代未聞の出来事が起きた。打った選手がダイヤモンドを回る途中で、守備側の遊撃手にヘルメットを投げつけるなどし場内は騒然。計5選手が退場することとなった。米メディアが動画付きで報じている。

 いったい何が起きたのか。3日(日本時間4日)、米大リーグダイヤモンドバックス傘下3Aリノ・エーシズのラモスは7回にダメ押しの2ランを放った。二塁ベースを回る付近で対戦相手のマリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズの遊撃手ドニー・ウォルトンが何事かラモスに言い放ったようだ。ラモスも言い返した。

 するとウォルトンがエスカレート。三塁に到達しようとしたラモスを追いかけ、2人が向かい合う格好に。なんとラモスは被っていたヘルメットをウォルトンに投げつけたのだ。これをきっかけに両軍が入り乱れる大乱闘が勃発した。

 ホームラン中に起きた前代未聞の大乱闘はなかなかおさまらなかった。ことの顛末を報じているのは、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」だ。「本塁打を放ってダイヤモンドを1周している間に大乱闘が勃発」と題した記事によると、「この乱闘でラモス、ウォルトン、他の3選手が退場となり、本塁打は最後まで完成されなかったが、本塁打としてカウントされた」と伝えている。

 ラモスのバット投げに、レイニアーズの選手たちが文句をつけたことが発端のようだ。

 これに米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のメリッサ・ロッカード記者も反応。自身のツイッターでリツイートすると、米ファンからは「感情のコントロールを知らないんだな」「こんな乱闘久しぶりに見た」などの声が上がっている。

(THE ANSWER編集部)

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