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3か月前は1日2度ホールインワンも予選落ち 初Vへ2位の22歳山路晶「優勝は常に目指す」

女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディス第3日が28日、北海道・小樽CC(6775ヤード、パー73)で行われた。7位で出た22歳の山路晶(森六グループ)は8バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーで首位と1打差の2位に浮上。黄金世代10人目のツアー初優勝を視界に捉えた。韓国の全美貞(フリー)が14アンダーで単独首位。

通算13アンダーで首位と1打差の2位に浮上した山路晶【写真:浜田洋平】
通算13アンダーで首位と1打差の2位に浮上した山路晶【写真:浜田洋平】

ニトリレディス第3日

 女子ゴルフの国内ツアー・ニトリレディス第3日が28日、北海道・小樽CC(6775ヤード、パー73)で行われた。7位で出た22歳の山路晶(森六グループ)は8バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーで首位と1打差の2位に浮上。黄金世代10人目のツアー初優勝を視界に捉えた。韓国の全美貞(フリー)が14アンダーで単独首位。


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 山路が2日連続66をマークした。出だしの1、2番で連続バーディーを奪うと、5番から4連続バーディー。5、6番は100ヤード前後から1メートルにつけ、7番は10メートルのバーディーパットをねじ込んだ。11番も8メートルを入れてバーディー。16番は100ヤードから1メートル半につけてバーディーを奪った。初日は自慢のドライバーが乱れたが、第2日から復調した。

「今日も昨日と同じ感じでショットがついてくれた。微妙なパーパット、長いバーディーパットも入ってくれたのでいいスコアで回れました。去年、一昨年も予選落ちした大会。成長を感じられたので、自信にもなりました」

 渋野日向子らと同じ1998年度生まれの黄金世代だが、ストレートでプロテストに合格した勝みなみ、新垣比菜らより2年遅い2019年の合格。ルーキーイヤーの昨年は最高4位に入った。今年はトップ10が5度。今季のドライバー平均飛距離255.42ヤードは全体4位の飛ばし屋で、イーグル数10はトップだ。

 5月のリゾートトラストレディスでは第2日に1日2度のホールインワン。ツアー史上初の快挙を達成した。周囲には祝福されたが、2打足りずに75位で予選落ちの悪夢を経験。胸中は複雑かと思いきや「いや、嬉しかったですよ」と受け止めた。

 最終日最終組はヨネックスレディス以来2か月半ぶり。「緊張はしなかった」というが、前回は1つ落として9位に終わった。勝てば黄金世代10人目の優勝。首位はツアー通算25勝の全美貞だ。「明日も緊張せずにできそうです。優勝目指して自分のゴルフができたらいいなと思います。優勝は常に目指してやっている」。同世代に並ぶ栄冠を手に入れる。

(THE ANSWER編集部)


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