身長150cmで最長コース攻略へ 好ショット連発の20歳山下美夢有「決めたらすぐ打つ」
2日に20歳になったばかり「お酒は一口飲んだけど…」
海外メジャー・全米女子オープンを制した笹生優花(ICTSI)と同い年の20歳。大阪・寝屋川市出身で5歳からゴルフを始め、大阪桐蔭高では全国高校選手権関西大会、関西女子アマを制し、トヨタジュニアW杯で日本代表の団体戦優勝に貢献した。19年はプロテストの受験可能年齢が1歳引き下げられ、笹生、西郷真央(大東建託)とともに3人しかいない「女子高生プロ」に。今年4月にツアー初優勝を果たした。
ルーキーイヤーの昨年大会は予選落ちしたが「去年と比べるとショットの精度が上がった。去年はティーショットがブレていたので、ラフに入れると第2打は難しくてピンを狙えない。今年はティーショットが安定して、フェアウェーから打てているのでそこが一番大きい」と1年で成長した。飛距離も20ヤードほどアップ。「(コースを楽しむ余裕は)ありました。全然違う」と笑顔を見せた。
今月2日に誕生日を迎えた20歳は「お酒は一口飲んだけど、あまり20歳になっても変わらない」と苦笑い。「この2日間みたいにしっかり安定したプレーをして、少しでも上位で回れたら」と4か月ぶりの2勝目を目指す。
(THE ANSWER編集部)