インディアンス戦、8回の打席で「ショウヘイ」チャント発生

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、インディアンス戦に「1番・指名打者」で先発出場。チームは0-3で敗れたが、2打数1安打2四球で、今季19個目の盗塁も決めた。この日はリトルリーグ・ワールドシリーズの開催地で行われる年に1度の公式戦「リトルリーグ・クラシック」。観客席では多くの野球少年たちが見守ったが、8回の大谷の打席では「ショウヘイコール」が沸き起こった。米記者も動画で伝えている。

　豪打への期待が表れた。3点を追う8回、1死一、三塁のチャンスで大谷に打席が回ってきた。フルカウントとなると、観客席の野球少年たちは声を一つに大谷の名前を呼び始めた。「ショウヘイ！　ショウヘイ！」とコールが続いたが、投手がセットポジションに入るとストップ。結果は四球で、大谷は一塁へ歩いた。

　実際の映像を米紙「USAトゥデー」でインターン中のエミリー・アダムズ記者が公開。「オオタニが子供達からの『ショウヘイ』チャントを受けた後四球に。エンゼルスは1死満塁に」と投稿したほか、「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も「子供達が『ショウヘイ！　ショウヘイ！』とチャントしている」とツイートした。

　試合前には、球場外で子供達からサイン攻めに合い、丁寧に対応していた大谷。今季投打で大いに沸かせている二刀流は、現地の子供達にも人気だ。