競泳の萩野、松田さんらが「スポーツ祭り」に参加 未来のアスリートを指導
萩野はクロールの泳法指導で「手をかくときに“グー”の形でやってみよう」
開会式後に行われた「アスリートふれあい運動会」では陸上競技リオ五輪日本代表の右代啓祐らが「頑張って動こう!」と子供たちを励ましながら芝生の上を走り抜けた。午後は競泳、サッカー、バスケットボール、体操に柔道など20を超える競技のスポーツ教室が行われた。
そして、競泳では萩野、リオ五輪で“水の怪物”マイケル・フェルプスをあと一歩まで追い詰めた銀メダリストの坂井聖人ら豪華メンバーに加え、萩野や北島康介さんを育て上げた平井伯昌コーチも登場し、会場は大盛り上がり。先月末に右肘を手術した萩野はプールにこそ入らなかったものの、競泳水着に着替えた松田さんや星奈津美さんとともにバタフライの腕の使い方をプールサイドからチェックした。
萩野はクロールの泳法指導で「普通は手をかくときに“パー”の形にしているかと思うけど、泳ぎづらい“グー”の形でやってみよう」と小学生たちに身体全体での正しいフォームを教えるなど、未来のアスリートにとっては貴重な2時間に。教師役となった萩野は「4年後、2020年のライバルになるのかな、と思いながらでした」と冗談めかしながら「しっかりとコミュニケーションを取って楽しめました」と充実の表情を浮かべていた。松田さんも「彼ら、彼女たちのこれからの頑張りと成長に期待したい」とさらなる日本競泳界の発展を願っていた。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer