大谷翔平の強すぎる責任感に米誌注目 「もはや非常に可笑しい」とされた快投後の発言
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)のアスレチックス戦に「2番・投手」で先発し、6回3安打無失点と好投した。しかし救援陣が打たれ、チームは1-4で敗戦。米メディアでは敗戦後の大谷のコメントに注目。敗戦の責任を背負いこむようなセリフに「自分にとってはもはや非常に可笑しい」と言及している。
敗戦の責任を背負う大谷の言葉に米注目
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)のアスレチックス戦に「2番・投手」で先発し、6回3安打無失点と好投した。しかし救援陣が打たれ、チームは1-4で敗戦。米メディアでは敗戦後の大谷のコメントに注目。敗戦の責任を背負いこむようなセリフに「自分にとってはもはや非常に可笑しい」と言及している。
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敗戦後の大谷の発言に注目したのは米誌「スポーツ・イラストレイテッド」だった。「ショウヘイ・オオタニが6回好投後、敗戦の責任を受け入れる」との見出しで記事を展開している。
「ショウヘイ・オオタニはメジャー本塁打数首位でチーム最高の投手だ。彼がチームの勝利に貢献できることはそれ以上はあまりない」と大谷が投打に比類なき結果を残していることにまず言及した。その上で、敗戦の責任の一端は自分にもある、という大谷のコメントを紹介。そしてこう続けている。
「オオタニがやってることができる投手を手に入れられるのであれば、どんなチームも喜ぶことは言うまでもない。いかなる野球チームも、得点するために投手に複数の長打を期待するべきではない」
投手・大谷が長打を期待される打線の軸であるという事実に改めて驚きを綴っている。
さらに「オオタニが、よりいい試合ができたと心から思っているなど誰が分かるだろうか? 彼は典型的な会見での答えを言っただけかもしれない。しかし、彼がもっとチームを助けることができるというアイディア自体が、自分にとってはもはや非常に可笑しい」と記し、「彼は誰も経験したことのないような最高のシーズンを過ごしているのだ!」と傑出した二刀流でのシーズンを称えている。
(THE ANSWER編集部)