【バドミントン】リオ五輪決勝カードが再び実現 タカマツペアとデンマークペアが決勝で激突
バドミントンの「タカマツペア」こと高橋礼華・松友美佐紀(日本ユニシス)組は24日、「ヨネックスオープン・ジャパン2016」女子ダブルス準決勝で田中志穂・米元小春(北都銀行)組を21-14、21-19のストレートで下して決勝進出を果たした。リオ五輪決勝カードが再び実現することになった。
24日のヨネックスOP準決勝でともに勝ち上がる
バドミントンの「タカマツペア」こと高橋礼華・松友美佐紀(日本ユニシス)組は24日、「ヨネックスオープン・ジャパン2016」女子ダブルス準決勝で田中志穂・米元小春(北都銀行)組を21-14、21-19のストレートで下して決勝進出を果たした。準決勝のもう1試合ではタカマツペアがリオ五輪決勝で下したデンマークペア(カミラ・リターユヒル/クリスティナ・ペデルセン)が登場し、2-1で勝利。リオ五輪決勝カードが再び実現することになった。
この日はリオ五輪銀メダルのデンマークペアに対し、中国の双子ペア、ルオ・イン、ルオ・ユー組も世界ランキング7位の力を見せた。立ち上がりから息の合ったコンビネーションで攻勢をかけると、第1ゲームを23-21で先取。しかし、第2ゲームはデンマークペアが恵まれた体格を生かした強打で21-16とタイに戻し、試合は最終ゲームへ。迎えた第3ゲームではデンマークペアが序盤0-3とされたが粘り強く食らいつき、14-14からの3連続ポイントで主導権を握ると、21-17と勝ち切った。
リオデジャネイロ五輪の同種目決勝ではタカマツペアとデンマークペアが最終第3ゲームまでもつれ込む激闘を繰り広げ、16-19から5連続ポイントを奪ったタカマツペアが金メダルを奪取。一方、銀メダルに終わったデンマークペアもこの一戦により日本での注目度が増し、この日もポイントを奪うごとに会場から歓声が沸き起こっていた。
25日の決勝は再び接戦となるのか――。五輪決勝カードの再現となった一戦に注目だ。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ジ・アンサー編集部●写真 photo by The Answer