稲見萌寧は「68」で3戦ぶり予選通過 五輪無観客開催には複雑「ちょっと寂しいですね」
女子ゴルフの国内ツアー、ニッポンハム・レディスは9日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で第2日が行われた。首位と6打差の56位から出た東京五輪代表・稲見萌寧(都築電気)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算3アンダーの11位に浮上した。直近2戦は予選落ちしていただけに、会見では「やっと通れたという感じ」と安堵の表情を浮かべた。
ニッポンハム・レディス第2日
女子ゴルフの国内ツアー、ニッポンハム・レディスは9日、北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)で第2日が行われた。首位と6打差の56位から出た東京五輪代表・稲見萌寧(都築電気)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算3アンダーの11位に浮上した。直近2戦は予選落ちしていただけに、会見では「やっと通れたという感じ」と安堵の表情を浮かべた。
稲見は6番でこの日最初のバーディーを奪取。後半は3つ伸ばし、ボギーなしと安定したプレーだった。直近2戦はいずれも予選落ちしていただけに、ホールアウト後の会見では「やっと(予選を)通れたという感じでしたね。初日があの順位。3週連続(予選落ち)と思ってしまう感じではあったので、そこは乗り切れてよかった」と笑顔を見せた。
代表となった東京五輪は、前日8日に1都3県の首都圏会場は無観客開催となることが決まった。「ちょっと寂しいですね。お客さんが入ってくれるからこそ楽しい部分があると思うので。日本では見れない選手を見れるチャンスでもある」と複雑な心境を明かした。開会式に出るかどうかは「相談中。出たいという気持ちはあるけれど、大丈夫かなという不安もある。五分五分ですね」と語った。
まずは今大会で結果を残すことを考えている。「(予選通過で)失うものはなくなった。楽しくプレーできるなという感じですね」と明るく3日目を迎える。
(THE ANSWER編集部)