大谷翔平に相手打者も感謝 折れたバットを拾う姿に米記者感嘆「ジェントルマンだ」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・投手」で先発。初回の第1打席では打球速度107.5マイル(約173キロ)の弾丸同点二塁打。2回の投球では相手のバットをへし折り、その折れて飛んできたバットを拾うシーンを地元メディアが動画付きで注目を寄せている。
2回のマウンドで折れたアローヨのバットを拾う
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・投手」で先発。初回の第1打席では打球速度107.5マイル(約173キロ)の弾丸同点二塁打。2回の投球では相手のバットをへし折り、飛んできたバットを拾うシーンを地元メディアが動画付きで注目を寄せている。
こんなところにも大谷らしさが表れた。2回のマウンド。2死でアローヨを外角への変化球を右翼へ打たせた。アローヨのバットは真っ二つに。折れた音に一瞬驚いたようなリアクションを見せる大谷だが、次の瞬間だ。三塁方向に落ちていたバットの破片を拾うと、アローヨのもとへと小走りで歩み寄り、肩をポンと叩きながら手渡したのだ。
米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターが実際の映像を公開。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者も自身のツイッターで注目し、「ショウヘイ・オオタニはカットボールでクリスチャン・アローヨのバットを折って打ち取った。そしてオオタニは折れたバットを拾い上げ、ダイヤモンドを横切ってそれをアローヨに渡した。アローヨは感謝しているようだった」と記した。
また米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア記者も「ショウヘイ・オオタニはジェントルマンだ」とツイート。大谷の紳士的な振る舞いを称えていた。
(THE ANSWER編集部)