7戦7発の間は本塁打以外の安打なし、単打に限れば6月25日レイズ戦が最後

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は4日（日本時間5日）、本拠地オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合ぶりとなる特大31号ソロを放ち、2004年に松井秀喜（ヤンキース）が記録した日本人シーズン最多本塁打に並んだ。MLB公式ツイッターも動画付きで速報。早朝の日本に衝撃が広がっている。

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　メモリアルな一発を衝撃弾で飾った。3回1死無走者、大谷は右腕エシェルマンのスライダーを完璧にとらえると、打球はバックスクリーンへ一直線。中堅フェンスの向こうにそびえる高い生垣を越え、斜面に跳ねた。飛距離459フィート（約139.9メートル）の特大弾。客席の女の子は飛び跳ねて絶叫し、実況は笑うしかない31号だった。

　これで7戦7発となった大谷だが、その内訳がスゴイ。6月27日のレイズ戦の第5打席で25号を放って以降、放った安打はすべて本塁打。単打に限れば、同25日のレイズ戦の第2打席で本塁打の後にバントヒットを放ったのが最後となっている。ネット上では「ホームランさえ打てばいいと思っている男」の声も上がっている。

【大谷の直近打撃成績】

25日レイズ戦　4打数2安打（本塁打、単打）
26日レイズ戦　3打数1安打（二塁打）
27日レイズ戦　4打数3安打（二塁打、三塁打、本塁打）
28日ヤンキース戦　5打数1安打（本塁打）
29日ヤンキース戦　5打数2安打（本塁打、本塁打）
30日ヤンキース戦　1打数0安打
2日オリオールズ戦　4打数2安打（本塁打、本塁打）
3日オリオールズ戦　2打数0安打
4日オリオールズ戦　4打数1安打（本塁打）