ファン投票の最終結果を発表、DH部門で得票率63％

　大リーグ機構（MLB）は1日（日本時間2日）、13日（同14日）に開催されるオールスターゲームの先発出場野手を決めるファン投票の最終結果を発表。エンゼルスの大谷翔平投手はア・リーグ指名打者部門で得票率63％で1位となった。2位に大差をつける選出を米記者も続々速報している。

　大谷は今季、打者として75試合に出場。メジャートップの28本塁打、63打点、打率.277をマークしている。投手としては6月30日（同7月1日）のヤンキース戦で1回もたずに7失点KOされたものの、12試合に登板して3勝1敗、防御率3.60。堂々のファン投票1位選出を、ツイッター上の米記者も伝えている。

　米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「ショウヘイ・オオタニがア・リーグのDHとしてオールスターに選出されたことが正式に発表された」と速報。米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者も「オールスターのDHにショウヘイ・オオタニ選出。彼は投げるのだろうか？」と登板があるかにも思いをはせている。

　またMLBのスタッツを専門に扱う「MLBスタッツ」公式ツイッターでは「ショウヘイ・オオタニが2010年のイチロー以来の日本人野手としてオールスターに選出された」と日本人野手ではイチロー以来、11年ぶりのオールスター選出だと伝えている。