ヤンキースタジアムでエンゼルス戦を観戦

　米プロバスケットボール（NBA）のスーパースター、ネッツのケビン・デュラントは28日（日本時間29日）、ヤンキースタジアムで行われたエンゼルス―ヤンキースの試合を観戦した。かつてツイッターで活躍に注目していた大谷翔平投手も出場し、初回に26号本塁打を放ったが、デュラントは運悪くその瞬間を見逃したようだ。米記者が伝えている。

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　ヤンキースタジアムに身長208センチの大男が現れた。黒いキャップにグレーのシャツ姿で観客席を歩いているのは、デュラントだ。ヤンキースベンチのすぐ隣、スタンド最前列に移動し、間近で試合を見ている。かなりの特等席だ。

　実際の映像を、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のヤンキース番、マックス・グッドマン記者が自身のツイッターに公開。文面で「ケビン・デュラントは今夜のヤンキース戦を最高の座席で観戦していた」と伝えた。

　デュラントは2008年に新人王、14年にはMVPに輝いているスーパースター。今年5月には、ツイッターで大谷について「別の生き物だね」と驚きをつづり、「彼をThe show（MLBのゲーム）でトレード（で獲得）しようと思う。トレー・ターナーが下がるかもね。笑」などとも反応していた。

　大谷はこの試合、初回に26号ソロを放っている。デュラントも生で見られたのかと思いきや、そうではなかったようだ。現地放送局「スポーツネット・ニューヨーク」のアンディー・マルティノー記者は「ケビン・デュラントはヤンキースタジアムで観戦をしていた。しかし、彼はプレーボールから見なければいけないということを学んだ。なぜならオオタニの本塁打の後に着席したからである」とツイッターで紹介している。

　残念ながら大谷の本塁打は見逃したというデュラント。この試合の観客席には、CC・サバシア氏、ハメス・ロドリゲスら様々な競技のスターが集まっていた。