大谷翔平は「デグロムになれる」 通算213勝&154セーブの殿堂入り右腕が太鼓判
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、ジャイアンツ戦に「2番・投手」で先発。投げては6回6安打1失点、9奪三振の力投を見せた。チームは敗れ4勝目とはならなかったが、ブレーブスなどで通算213勝を挙げた名投手ジョン・スモルツ氏は「投手に専念した場合、彼はデグロムになれる」と太鼓判を押しているようだ。
23日のジャイアンツ戦で6回1失点と好投
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、ジャイアンツ戦に「2番・投手」で先発。投げては6回6安打1失点、9奪三振の力投を見せた。チームは敗れ4勝目とはならなかったが、ブレーブスなどで通算213勝を挙げた名投手ジョン・スモルツ氏は「投手に専念した場合、彼はデグロムになれる」と太鼓判を押しているようだ。
この日は99マイル(約159キロ)の唸る速球、落差の大きいスプリットなどで三振を奪った大谷。米放送局「MLBネットワーク」公式ツイッターは、スモルツ氏が大谷について語る映像を公開している。
打でも今季23本塁打を記録している大谷だが、スモルツ氏は「これだけは言えます。デグロムが持っているものをオオタニも全て持っていると」と、メッツの絶対的エース、ジェイコブ・デグロムと比較して絶賛した。
スモルツ氏は最多勝2度、最多セーブ1度と先発、救援の両方で活躍。通算213勝、154セーブを記録し、米野球殿堂入りも果たしている名投手だ。この日の大谷の投球については「チームは勝つことはできませんでしたが、100球以上を投げてグレートゲームでした」と、105球を投げて失点はソロ本塁打1本のみだったことを評価。
18、19年と2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたデグロムは、今季12試合、72回を投げて防御率0.50と驚異的な成績を残している。スモルツ氏は「腕の状態が万全であり、もし投手に専念した場合、彼はデグロムになれる」と、大谷の投手としての素質を指摘していた。
(THE ANSWER編集部)