HR競争参戦の大谷にマドン監督「ジョーダン、ブレイディ、オオタニ…」

　米大リーグで二刀流の活躍を続けるエンゼルス・大谷翔平投手は7月のオールスター前日に行われるホームランダービーに日本人＆投手初の参戦が決まった。エンゼルスのジョー・マドン監督は話題を集める大谷について、NBAの伝説マイケル・ジョーダン、NFLバッカニアーズのQBトム・ブレイディというスーパースターを引き合いに出したが、かつてワールドシリーズを制覇した名将も同調。米スポーツメディア「スタジアム」が報じている。

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　打者としては今季メジャー＆自己最多の23本塁打、投手としては3勝、防御率2.70という無双ぶりで、ア・リーグ週間MVPにも選ばれた大谷。特集ではマドン監督の大谷のホームランダービーにまつわる発言を紹介している。

「マイケル・ジョーダンについて評価するのに、バスケットボールファンである必要はない。フットボールファンでなくても、トム・ブレイディのことを認識するのにアメフトファンでなくてもいい。ショウヘイ・オオタニのタレントを評価するのに野球ファンである必要はないんだ。ただチャンネルを合わせて、その興奮を味わえばいいんだ」

　指揮官が引き合いに出したのは「エア」の異名で知られるNBAの伝説的名手で、現在ホーネッツのオーナーを務めるジョーダン氏と、スーパーボウル優勝7度を誇るNFLの天才QBブレイディだった。

「野球好きじゃなくても（ホームランダービー開催地の）デンバーでどこまで打球が飛ぶのか。投手ながら今季23本塁打や盗塁のスタッツを目にすれば、どこかの段階で『ワオ！』ってなるんじゃないかな」