ボルダリング熱沸騰! 史上最多1661人が殺到 V3藤井「最後の1手は声援のおかげ」
スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップ(駒沢屋内球技場)は4日、男女の準決勝と決勝が行われ、男子は藤井快が史上初の3連覇を達成。女子は野口啓代が歴代最多11度目の優勝を果たし、大会史上最多1661人のファンを沸かせた。
駒沢屋内球技場が沸いた…歴代最多11Vの野口「たくさんの方の応援すごくうれしい」
スポーツクライミングのボルダリング・ジャパンカップ(駒沢屋内球技場)は4日、男女の準決勝と決勝が行われ、男子は藤井快が史上初の3連覇を達成。女子は野口啓代が歴代最多11度目の優勝を果たし、大会史上最多1661人のファンを沸かせた。
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まず、行われた女子決勝では野口が唯一、4つの課題をすべて完登し、2年ぶりの優勝。歴代最多の優勝回数を「11」に伸ばした。場内インタビューで歓喜の涙を流した女王は「クライミング界のレベルが上がって、自分が優勝できる機会も減った。途中、何回もう諦めようと思ったかわからない。周りのサポートがあったおかげで優勝できた」と感謝した。
一方、男子では藤井が史上初の3連覇を達成。「(3連覇は)ずっと狙っていたので、とてもうれしい。自分の中では失うものがないと思っていたし、プレッシャーはなかった。その中で、僕が苦手と思っていた課題のところで勝てた。自分の成長を素直に褒めたい。去年は挑戦の年と思ってやってきたけど、今年は飛躍を求めてやっていきたい」と語った。
大会にはボルダリング熱を示すように、大会史上最多1661人が殺到。野口は「たくさんの方に応援してもらえたのはすごくうれしい。でも、その分だけレベルは上がっているし、もっともっと頑張って期待に応えられるようにしたい」と意気込み、藤井は「最後の1手、2手は皆さんの声援のおかげで登ることができました」と詰めかけたファンに頭を下げた。
(THE ANSWER編集部)