CGみたいな超ナックル “完全無回転”の高性能カメラ映像に米驚き「捕手には悪夢」
米大リーグ・オリオールズ傘下3Aに所属する右腕が投じた、まるでCGのようなナックルが話題となっている。高性能カメラで映した実際の投球映像を、米国の投球分析家が公開。全く回転していないボールに、MLBファンからは「魔術だ」「こんな球キャッチできない」などと驚きの声があがっている。
オリオールズ傘下のジャニスのボールを撮影
米大リーグ・オリオールズ傘下3Aに所属する右腕が投じた、まるでCGのようなナックルが話題となっている。高性能カメラで映した実際の投球映像を、米国の投球分析家が公開。全く回転していないボールに、MLBファンからは「魔術だ」「こんな球キャッチできない」などと驚きの声があがっている。
本当の映像なのかどうか疑ってしまう。オリオールズのミッキー・ジャニスが投じたナックルを、マウンド後ろ側から撮影した映像。人差し指と中指を折り曲げ、押し出すように投じられたボールは、縫い目の位置が全く変わらない。無回転だ。不規則に変化しながら落ち、捕手は後逸した。その後の5球も、全てがCGであるかのような凄い映像だ。
実際の映像を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに公開。ハイスピードカメラ「Edgertronic(エッジャートロニック)」で撮影したものであることを文面で明かした。
また、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門メディア「フォー・ザ・ウィン」は、カメラ映像について「とてもクールだ。ナックルボールを撮影すると特にクール。ほとんど本物には見えないほどだ」と伝えた。米ファンからは「凄い!」「なんてこった」「最高」「超クール」「目がくらむ」「癒される」「こんなエグい球キャッチできない」「キャッチャーにとって悪夢」「魔術だ」などと反響が寄せられている。
ジャニスは現在、オリオールズ傘下の3A、ノーフォーク・タイズでプレー中。今季は19.1回を投げて防御率2.75の成績を残している。
(THE ANSWER編集部)