敵地でも大人気の大谷翔平 初打席から大歓声、最後は「MVP」コールが米話題に
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、DH制のない敵地ダイヤモンドバックス戦に「2番・投手」で先発。投球では2ボークなどが絡み、5回2失点で勝ち負けはつかなかったが、打席では3回と7回にそれぞれ二塁打を放つ活躍。今季17度目のマルチ安打を記録した二刀流に敵地で鳴り響いた「MVPコール」が話題を呼んでいる。
チェイスフィールドで投げて打って活躍、第4打席の二塁打で「MVP」コール発生
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、DH制のない敵地ダイヤモンドバックス戦に「2番・投手」で先発。投球では2ボークなどが絡み、5回2失点で勝ち負けはつかなかったが、打席では3回と7回にそれぞれ二塁打を放つ活躍。今季17度目のマルチ安打を記録した二刀流に敵地で鳴り響いた「MVPコール」が話題を呼んでいる。
7回無死一塁の場面で打席に入った大谷。すると、敵地チェイスフィールドのスタンドからMVPコールが沸き起こる。この日最後の打席で右越え二塁打を放つと、再びMVPコールが起こった。
敵地で珍しいMVPコールに注目したのは、米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者だった。「ショウヘイ・オオタニはブルペンが彼の勝利をなくす様を、右翼でなすすべなく立ち尽くしながら見守った後、MVPのチャントが高まる中、またもや二塁打を放った」とツイートした。
この日は投球前の初回表の攻撃で打席に入る際も敵地に大歓声が沸き起こり、人気ぶりを見せていた。エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターはその様子とともに、MVPコールの場面も動画で紹介していた。
この日は3回の打席で右膝付近に自打球を当てながら、痛みに耐えて躍動した。二刀流の活躍で、ブックメーカーなどでア・リーグMVP有力候補と評価されている大谷。敵地ファンもその実力を認めている様子だ。
(THE ANSWER編集部)