【テニス】世界ランク5位浮上の錦織、悲願のグランドスラム制覇へ必要な“条件”は?
錦織を破ったワウリンカは全米OP初優勝
錦織は今大会のストレート勝ちはイボ・カルロビッチ(クロアチア)と戦った4回戦のみ。準々決勝ではマレーとのフルセットの激闘で消耗の度合いを深めてしまった。より効率的に勝ち上がれば、上位との対戦に余力を残すことができると錦織は見ているようだ。
ただ、英地元紙「デイリー・テレグラフ」によると、錦織の今大会4強までの通算試合時間は13時間2分で1試合平均2時間36分。対するワウリンカは4強入り選手でトップの14時間47分をプレーしており、今後はタフな状況でも勝ち切る強さも求められる。
錦織を破ったワウリンカは決勝で世界ランク1位のジョコビッチを破って全米オープン初優勝。一方の錦織は12日に発表されたATP世界ランキングで順位を2つ上げ、5位となった。ここからさらに上位へ食い込み、念願のグランドスラム優勝を手にできるか。26歳の挑戦は続く。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images