【テニス】世界ランク5位浮上の錦織、悲願のグランドスラム制覇へ必要な“条件”は?
ワウリンカが見せた終盤の追い上げ、「彼がトップ5に長くいる理由」
「彼は最後の2セットでかなり修正してきました。そして、自分の足が止まってしまった。彼はすごくパワフルなテニスをしていました。彼はバックハンドをライン際に角度を付けて打ってきた。それは彼にとって効果的だった。
個人的には自分のリターンが短すぎた。あとファーストサービスを十分決めることができなかった。彼が終盤に調子を上げてきました。それが彼がトップ5に長くいる理由だと思います。彼はいいテニスをしていましたね」
そう語った錦織は再びファイナリストになるためのヒントは掴んだ様子だ。
「(優勝まで)あとわずか2試合だった。あと少しのところで負けてしまった。自分はこの2週間すごく高いレベルでプレーすることができました。特にビッグトーナメントでアンディを倒した。それは自分にとって自信になります。
世界ランク2位(アンディ・マレー)、3位(ワウリンカ)と戦い、ノバク(ジョコビッチ)が決勝で待っている状況はタフです。簡単な仕事ではないけど、もしも他の試合でもう少し楽に勝てていたら、今日ももう少しチャンスがあったと思う。ファイナルにいけたかもしれない」