【テニス】世界ランク5位浮上の錦織、悲願のグランドスラム制覇へ必要な“条件”は?
テニスの全米オープン男子シングルスで準決勝敗退となった錦織圭(日清食品)。世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)に6-4、5-7、4-6、2-6と逆転負けし、2014年大会以来となる決勝進出はならなかった。
全米OP決勝進出を逃した錦織、あと一歩で感じた“体力の限界”
テニスの全米オープン男子シングルスで準決勝敗退となった錦織圭(日清食品)。世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)に6-4、5-7、4-6、2-6と逆転負けし、2014年大会以来となる決勝進出はならなかった。そんな26歳はグランドスラムでもう一度ファイナリストになるために必要な条件を学んだという。
「間違いなく多少の疲労を感じていました。特に終盤は。でも、彼は2セット目からギアを上げてきました。ファーストセットはミスが多かった。自分もいいテニスをしていました。でも、彼が修正して、いいテニスをしてきた。ですから、アンディ(マレー)との5セットを戦った後は簡単ではなかった。あと少しのところで体力が持ちませんでした。残念ですけれど、このコンディションで、再び4セットプレーできたことは誇りに思います」
3時間7分の死闘を終えた錦織は記者会見場でどこかスッキリした様子だった。悔しさの残る逆転負けにもサバサバとした表情で、潔く現実を受け入れた。
ファーストセットを奪い、第2セットでもワウリンカのサービスをブレーク。だが、そこから逆襲を受けた。