内村航平、寝具は論文読んで決定「これしかない」 エアウィーヴとの契約調印式に登場
体操男子の種目別鉄棒で東京五輪代表となった内村航平(ジョイカル)が9日、寝具メーカー「エアウィーヴ」とスポンサー契約を締結すると発表された。同日は都内で調印式に出席。自身にとっての睡眠の重要性を語るとともに、ある論文を読んだことが同社の寝具を使うことになったきっかけの1つであることを明かした。
種目別鉄棒で東京五輪代表に決定
体操男子の種目別鉄棒で東京五輪代表となった内村航平(ジョイカル)が9日、寝具メーカー「エアウィーヴ」とスポンサー契約を締結すると発表された。同日は都内で調印式に出席。自身にとっての睡眠の重要性を語るとともに、ある論文を読んだことが同社の寝具を使うことになったきっかけの1つであることを明かした。
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スーツ姿で調印式に登場した内村。東京五輪代表に決まったばかりとあり「すごく疲れていまして。ベッドもありますし、少し休みに来た……というわけではないのですが(笑)。今日は1日よろしくお願いします」と冗談を交えてあいさつした。
同社の寝具は2012年から使用しており、16年リオ五輪の際も愛用。東京五輪でも選手村に1万8000床が供給されており、普段と同じ睡眠環境が用意されることになる。「環境を変えずにできるのは凄く良い事」と歓迎した内村は「毎日体を動かしているので、疲れを(睡眠で)とらないと持ち越してしまう。ルールを自分で作って、絶対に8時間寝るようにしている」と語った。
エアウィーヴの寝具を使用するようになったきっかけは、同社を訪問した際にある論文を読んだことも1つにあるという。米スタンフォード大と同社の共同研究で、睡眠時にエアウィーブを使用した場合の方が40メートル走、立ち幅跳び、俊敏性テストのいずれにおいても好数値が記録され、運動パフォーマンスが向上することが証明された論文だった。
「魅力的な論文だった。パフォーマンスがあがるなら『これしかないでしょ』という感じで、選ばせていただいた。ナショナルトレーニングセンターにも入っていると聞いたので、環境を変えたくないというのが(使用を決めた)一番の理由」
五輪出場は4大会連続で、これまで計7つのメダルを獲得している。「心強いサポートを受けられることになった。毎日の睡眠を大事に、五輪まで残り僅かなので日々頑張っていきたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)