イチロー氏と共にシーズン116勝を達成したブーン氏が称賛

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は7日（日本時間8日）、ロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場する。今季打者として16本塁打を放ち、投手としても2勝をマークしている二刀流。かつてマリナーズでイチロー氏と共にシーズン116勝を経験しているブレット・ブーン氏も「ここまで価値のある選手はいたか？」と称賛しているようだ。

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　5日（同6日）に花巻東高の先輩でもあるマリナーズの菊池雄星から強烈な16号ソロを放った大谷。4日（同5日）には投手として6回4安打2失点、10奪三振の力投を見せ、今季2勝目を挙げている。躍動する二刀流について、ブーン氏も自身のツイッターでこのように投稿している。

「二刀流をこなすオオタニは史上最高のシーズンを送っている。ここまで価値のある選手はこれまでいたか？　#馬鹿げている　#ブーンも認める」

　ハッシュタグ付きで大谷を称賛したブーン氏は、2001年にマリナーズで打率.331、37本塁打、141打点を記録し、打点王を獲得。この年からMLB挑戦したイチロー氏らとチームを牽引し、地区優勝とシーズン116勝に大きく貢献した。05年までMLBでプレーし、通算1775安打を放った名手にとっても、大谷は飛びぬけた存在のようだ。