大谷翔平のスプリット攻略は「ほぼ不可能」 無四球10Kの2勝目を米メディア称賛
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。6回4安打2失点、10奪三振の力投で今季2勝目を挙げた。無四球と安定した投球に、米メディアは「彼のスプリットは当てるのがほぼ不可能」などと称賛している。
マリナーズ戦で6回2失点と好投
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。6回4安打2失点、10奪三振の力投で今季2勝目を挙げた。無四球と安定した投球に、米メディアは「彼のスプリットは当てるのがほぼ不可能」などと称賛している。
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安定感があった。初回、先頭打者のクロフォードに右越えソロを被弾するも、その後は3者連続三振を奪う。視界から消えるように鋭く落ちるスプリットと、150キロ後半の真っすぐを武器に、6回までマリナーズ打線を2点に抑えた。10奪三振は5月11日(同12日)のアストロズ戦に並び、今季最多。MLBでは自身初の無四球という投球だった。
この投球に、米記者もツイッターで反応。MLB公式サイトのサラ・ラング記者は「6回を投げた今夜のショウヘイ・オオタニ。10奪三振無四球。彼は前回までに19度先発マウンドに上がっているが、無四球で終わったことはなかった」と渡米後初の無四球投球に注目していた。
また、米紙「ロサンゼルスタイムズ」は「ショウヘイ・オオタニが力強い立ち上がり。ライセル・イグレシアスが6つのアウトを取ってマリナーズに勝利」との見出しを打って記事を掲載。大谷について「何よりも良かったのは、メジャーのキャリアにおいて初めて無四球だったこと」と注目している。
記事では「これはストライクゾーンを自在に操り、必要であれば90台後半マイルの球を投げ、見事な変化球を緩急つけて投げることのできる右腕に対しエンゼルスが長らく期待していたことだ」と着目。「彼のスプリットは当てるのがほぼ不可能」と伝家の宝刀も称賛していた。
(THE ANSWER編集部)