2回戦で放ったショットにファン「オーマイガーとしか…」

　テニスの全仏オープンは3日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク8位のロジャー・フェデラー（スイス）が同47位のマリン・チリッチ（クロアチア）に3-1で勝利した。この試合では、サーブのリターンで芸術的なドロップショットを披露。一瞬で、鮮やかにポイントを奪った瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が公開すると、海外ファンからは「マジシャン」「傑作だ」と反響が寄せられている。

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　39歳の熟練の技が光った。第1セット、フェデラーはサーブのリターンで柔らかいショットを放った。ラケットで切るように捉えたボールは、相手コートのネット際、最も手前にポトリ。ギリギリの位置に落ちた美しいドロップショットに、チリッチも追いかけるのをすぐに諦めた。サーブからわずか数秒の出来事だった。

　実際の映像を、「テニスTV」公式ツイッターが公開。「これをルーブル美術館に飾ってください」と文面で技術の高さを称賛した。海外ファンからは「これは芸術品」「傑作だ」「達人」「素晴らしい！」「オーマイガーとしか言えない」「マジシャンだ」「狂気のドロップショット」「スイスの巨匠による芸術作品」などとコメントが寄せられている。

　グランドスラム通算20勝を記録しているフェデラー。3回戦では世界ランク59位のドミニク・ケプファー（ドイツ）と対戦する。