タティスJr.が両リーグ最多に並ぶ17号2ラン

　米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は3日（日本時間4日）、メッツ戦に先発登板。5回まで無失点に抑える中、同僚のスター選手フェルナンド・タティスJr.内野手が先制の17号2ランを放った。中堅手のグラブに収まりそうになりながらも、フェンスを越えた実際の映像をパドレスが公開。ダルビッシュを援護する一発には「言葉が出ない」「生涯契約しろ」などと米ファンからコメントが寄せられている。

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　またこの男が打ってくれた。0-0で迎えた3回1死一塁。タティスJr.は外角96マイル（約154キロ）の速球を振り抜いた。高く上がった打球はセンターへ。メッツの中堅手ウィリアムズがフェンスにつきながらジャンプ。一度はグラブに入ったかのように見えたが、ボールはこぼれて柵を越えていった。両リーグ最多に並ぶ17号2ランで、ダルビッシュを援護した。

　打球を見送り歓喜するタティスJr.の映像を、パドレス公式ツイッターが公開。「タティスJr.の世界に『あともう少し』はない。『絶対』だけだ」と文面で紹介した。興奮した米ファンからは「クレイジー」「彼は本当に特別な存在」「タティス最高」「インクレディブル」「神が戻ってきた」「言葉が出ない」「彼と生涯契約しろ」などと反響が寄せられている。

　飛距離401フィート（約122メートル）の一発を放ったタティスは、今季開幕前にパドレスと14年総額3億4000万ドル（約370億円）で契約した22歳。ダルビッシュの登板試合では、5月29日（日本時間30日）のアストロズ戦で9回に3点差を追いつく同点3ランを放って黒星を消したほか、5月23日（同24日）にも13号満塁弾を含む2発。3戦連続で一発を放っている。