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大坂なおみの全仏棄権 テニス元No.1流の“会見対処法”とは「質問者は自分より…」

女子テニスの世界ランキング2位・大坂なおみ(日清食品)は、4大大会・全仏オープンのシングルス2回戦を棄権すると自身のSNSで公表。2018年の全米オープンの頃からうつ病に苦しんでいたとも明かした。大会前には、アスリートの精神面への配慮を問題として記者会見に応じない意向も示していたが、元世界ランク1位のビーナス・ウィリアムズ(米国)は、自身の記者会見での対処法を語ったようだ。米メディアが報じている。

ビーナス・ウィリアムズ【写真:AP】
ビーナス・ウィリアムズ【写真:AP】

ビーナス・ウィリアムズが大坂に関する質問に回答

 女子テニスの世界ランキング2位・大坂なおみ(日清食品)は、4大大会・全仏オープンのシングルス2回戦を棄権すると自身のSNSで公表。2018年の全米オープンの頃からうつ病に苦しんでいたとも明かした。大会前には、アスリートの精神面への配慮を問題として記者会見に応じない意向も示していたが、元世界ランク1位のビーナス・ウィリアムズ(米国)は、自身の記者会見での対処法を語ったようだ。米メディアが報じている。

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 大坂は全仏開幕前、自身のツイッターに「アスリートの心の健康に配慮がされていないということを度々感じていました」などと記し、記者会見に応じない意向を表明。その後の1回戦には勝利し、コート上のインタビューに応じたものの、会見は拒否していた。2回戦を迎える前に再びSNSを更新し、大会を棄権すると明かしていた。

 うつ病と戦っていたことも告白した大坂。テニス界のスター選手であるビーナスは、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に0-2で敗れた全仏1回戦後、記者会見で受けた大坂に関する質問にこのように答えている。

「質問してくる人は誰も自分より上手くプレーできない。そしてこれからも。何を言われようが、何を書かれようが自分とは比べ物にならない。そうやって対処している。でも対処方法は人それぞれでしょう」

 経験豊富な40歳が明かした会見の対処法。実際の映像を公開した米スポーツ専門局「ESPN」の女性アスリート情報専門ツイッターアカウント「espnW」は「ビーナスのコメントはその通りだ」と文面に記載。また、米紙「ニューヨークポスト」は「ビーナスがナオミ・オオサカのことについて、完璧な回答をする」と見出しを打ち、「多くのプロテニス選手がオオサカの全仏欠場に対して、興味深い反応を示していたが、ビーナス・ウィリアムズの回答は抜きんでていた」と注目していた。

(THE ANSWER編集部)


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