打者がボックス内で転倒 201cm右腕の“左足を襲う”スライダーが話題「ゲームみたい」
米大リーグ・メッツのミゲル・カストロ投手が投じたスライダーを、左打者がスイングしながらも飛び避けた映像が米国で話題となっている。2日(日本時間3日)のダイヤモンドバックス戦、左足付近に87マイル(約140キロ)が投げられた実際の映像を同国の投球分析家が公開。米ファンからは「狂気の変化量」「冗談だろ」などと反響が寄せられている。
メッツ・カストロの変化球にファン「見たことないな」
米大リーグ・メッツのミゲル・カストロ投手が投じたスライダーを、左打者がスイングしながらも飛び避けた映像が米国で話題となっている。2日(日本時間3日)のダイヤモンドバックス戦、左足付近に87マイル(約140キロ)が投げられた実際の映像を同国の投球分析家が公開。米ファンからは「狂気の変化量」「冗談だろ」などと反響が寄せられている。
ぶつかると思う程のキレだった。7回、4番手で登板したカストロは左打者マルテに対し、初球でスライダーを投じた。内角低めから、打者の左足を襲うかのように鋭く変化。マルテはスイングしたものの、すぐに足を上げてボールを飛び避けた。バッターボックス内で前のめりに転倒。体には当たらなかったものの、球審はストライクをコールしている。
実際の映像を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに公開。腕をやや下げた投球フォームから放たれた変化球に、米ファンからは「オーマイガー」「これはヤバい」「狂気の変化量」「ゲームみたいだ」「どんなスイングだよ」「ライブで見ていたが笑いが止まらなかった」「見たことないな」「冗談だろ」などとコメントが書き込まれている。
ドミニカ共和国出身のカストロは身長201センチの長身右腕。2015年にメジャーデビューし、今季は22試合に登板して防御率2.70の成績を残している。この日、6-6の同点で登板したカストロは2回を投げて無安打無失点。チームが9回に1点を勝ち越したため、今季2勝目を手にしている。
(THE ANSWER編集部)