見どころは前人未到の大記録、フェデラーの4大大会20勝目なるか

　テニスの全豪オープンもクライマックスを迎え、男子シングルス決勝は世界ランク6位のマリン・チリッチ（クロアチア）対世界ランク2位のロジャー・フェデラー（スイス）に決まった。

　フェデラーがストレート勝ちした昨年のウィンブルドンと同カードとなった決勝戦。フェデラーの同大会連覇がかかる一戦となるが、かつてのレジェンドが全豪オープン公式サイトでこのファイナルについて展望している。

　まずは2001年のウィンブルドン覇者ゴラン・イワニセビッチ（クロアチア）。注目しているのは連覇とともにフェデラーにかかる、ある偉業だ。

「もし彼が通算20回目のグランドスラム制覇を達成したら、それは何と比べればいいだろうかね。彼はあらゆる競技を通じて最も偉大なスポーツマンの1人」と、フェデラー自身の持つグランドスラム優勝回数更新への期待を寄せつつ、「彼はまだ4、5年プレーできるだろう」と36歳にして、まだまだトップレベルを維持するのではないかと予測している。