坂口佳穂、東京五輪出場ならずも「凄く貴重な経験できた」 相棒・村上礼華は号泣
ビーチバレー女子の東京五輪日本代表決定戦は22日、東京・ドーム立川立飛で初日が行われ、“新ビーチの妖精”として人気を集める坂口佳穂(マイナビ/KBSC)、村上礼華(ダイキアクシス)組は敗者復活戦で石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)、村上めぐみ(オーイング)組に0-2でストレート負け。東京五輪出場の夢が事実上絶たれた。
1回戦で敗れ、敗者復活戦でもストレート負け
ビーチバレー女子の東京五輪日本代表決定戦は22日、東京・ドーム立川立飛で初日が行われ、“新ビーチの妖精”として人気を集める坂口佳穂(マイナビ/KBSC)、村上礼華(ダイキアクシス)組は敗者復活戦で石井美樹(荒井商事/湘南ベルマーレ)、村上めぐみ(オーイング)組に0-2でストレート負け。東京五輪出場の夢が事実上絶たれた。
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坂口、村上礼組は1回戦で長谷川暁子(NTTコムウェア)、二見梓(東レエンジニアリング)組に0-2で敗戦。敗者復活戦に回ることになったが、日本代表として世界を相手に実績を積み上げてきた石井、村上組の前に第1セットを11-21で落とすと、第2セットも12-21と相手の勢いを止められなかった。
試合後の記者会見で坂口は「結果的に負けてしまって、悔しいですけど、次につながる試合ができた」と前を向いたが、村上礼は涙が止まらず「……悔しいです」と絞り出した。
東京五輪出場の夢は潰えた格好となったが、坂口は「競技生活の中で凄く貴重な経験ができたと思いますし、まだまだ目標というか目指したいところはたくさんあるので、それに向けてまた頑張っていきたいなと思います」と前を向き、「東京五輪が開催されてビーチバレーの代表が決まって、選手の方々が活躍してくれることを応援しつつ、私たちも頑張りたいと思います」と続けた。
村上礼も「東京五輪には出たかったですが、また2人で色々な試合に出ると思うので切り替えてやっていけたらいいなと思います」と前を向いていた。
今大会はチーム2人の「FIVB開催国枠ランキングポイント」を合計した上位6チームが出場。23日の決勝で勝ったチームが東京五輪の日本代表(開催国枠)チームに内定する。
24チームで争われる東京五輪には最大2組が出場可能。残る1枠は6月14日付のオリンピックランキングで上位15チームに入るか、同18日から始まるアジア最終予選で優勝することが条件となる。
(THE ANSWER編集部)