フェルナンデス、王者・羽生結弦と盟友対決に母国期待「魔法のシナリオが実現する」
フィギュアスケートの欧州選手権(モスクワ)は、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)の男子6連覇で幕を閉じた。82年ぶりの快挙を果たしたスペインの貴公子に対し、地元メディアは「新世代最強のハニュウを打ち破ることができる」と平昌五輪での金メダル獲得に期待を寄せている。
82年ぶりV6…欧州王者として五輪ヘ「平昌では全盛期を迎えようとしている」
フィギュアスケートの欧州選手権(モスクワ)は、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)の男子6連覇で幕を閉じた。82年ぶりの快挙を果たしたスペインの貴公子に対し、地元メディアは「新世代最強のハニュウを打ち破ることができる」と平昌五輪での金メダル獲得に期待を寄せている。
「ハビエル・フェルナンデスはまさに欧州フィギュアスケート界のキングだ」と称賛したのは、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」だった。
代名詞となったフリー「ラ・マンチャの男」では、2度の4回転ジャンプで美しい着氷を決めるなど強さを見せつけ、史上2人目の6連覇を達成。カール・シェーファー(オーストリア)が1929年から36年にかけて8連覇を達成以来、82年ぶりの6連覇という偉業を成し遂げた。
「ハビエルはスペインにおけるこのスポーツの先駆者でチャンピオン。そして、オリンピックでメダルを獲得する候補者リストの名を連ねている。平昌では全盛期を迎えようとしており、彼にとって魔法のシナリオが実現する可能性もある」