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大坂なおみの不思議インタビューが世界で話題沸騰 米紙称賛「痛快なまでに謙虚」

テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス3回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)が同17位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)に6-4、6-2でストレート勝ち。自身初の四大大会16強入りを決めた。試合後に注目を集めたのは、メルボルンの観衆から拍手喝采を引き出した大坂の勝利者インタビュー。米メディアは「痛快なまでに謙虚だ」「笑いと喝采を呼んだ」と称賛している。

大坂なおみ【写真:Getty Images】
大坂なおみ【写真:Getty Images】

「痛快なまでに謙虚」なインタビューで地元ファンの心をわしづかみ

 テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス3回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)が同17位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)に6-4、6-2でストレート勝ち。自身初の四大大会16強入りを決めた。試合後に注目を集めたのは、メルボルンの観衆から拍手喝采を引き出した大坂の勝利者インタビュー。米メディアは「痛快なまでに謙虚だ」「笑いと喝采を呼んだ」と称賛している。

「ナオミ・オオサカはオーストラリア人選手を彼女の地元の観衆を前で倒した後、痛快なまでに謙虚だった」。こう特集したのは、米地元紙「USAトゥデー」電子版だった。

 スタンドの観衆の歓声に後押しされた地元のバーティを撃破した大坂は、191キロのサービスエースが大会公式ツイッターに「誰も止められない」と動画付きで紹介されるなど話題を呼んだが、プレー以外でもファンを魅了。試合後の勝利者インタビュー、謙虚なスピーチで“オージーっ子”の心を完全に魅了していた。

「間違いなく格別の気持ちではないですか?」と質問された大坂は、真剣な表情を浮かべた。「そうですね。本当に幸せだけど、申し訳ない気持ちでもいます」と切り出すと、「みんな、彼女の勝利を本当に期待していたことを私は知っていましたから」と表情を崩しながら、まさかの“謝罪”に出た。

 すると、笑いとともにスタンドに割れんばかりのスタンディングオベーションが巻き起こった。約7秒間、称賛の拍手が鳴りやまず、インタビューは一時中断。大坂は笑顔で会釈し、応えてみせた。完全アウエーの空気を一変させた“粋な第一声”は、大会公式ツイッターで紹介されているが、海外メディアで嵐を呼んでいる。

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