サイン盗みのアストロズ揶揄、ゴミ箱は没収されたが…

　米大リーグは4日（日本時間5日）、ヤンキースが7-3でアストロズに快勝。アストロズのサイン盗み問題を巡り、この試合ではヤンキースファンが持ち込んだ“ゴミ箱”が没収されたが、その中でのファン同士のやり取りが「面白い」と注目を浴びている。米記者が実際の映像を公開している。

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　これもまたメジャーならではの光景かもしれない。自身が持ち込んだゴミ箱が没収されてしまったヤンキースファン。なぜだというようなリアクションで、球場係員の後をついてスタンドの階段を上がっていくが、その途中で別のファンがビールを手渡していた。

　アストロズは2017年シーズン中にセンターに設置したカメラで捕手のサインを捉え、それをダグアウト近くのモニターに映し、ゴミ箱を叩いて打者に知らせていた。それを揶揄しゴミ箱を持ち込んでいたようだ。別のファンがビールを手渡したのも、それだけアストロズに対する非難の気持ちの表れかもしれない。

　このやり取りを、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のステファニー・アプシュタイン記者が自身のツイッターで公開。「ヤンキース―アストロズの一戦最初の犠牲者：空気注入型ゴミ箱がセキュリティーによって没収された」と記すと、米ファンには反響が広がっている。