ダイヤモンドバックスの対応が話題に「デートを追跡」

　1日（日本時間2日）に行われた米大リーグの試合で、あるカップルの“捜索劇”が話題となっている。2人のデートの様子が気になった友人が、ダイヤモンドバックスの公式SNSに向け、テレビに映し出すように依頼。すると、本当にカップルが発見され、大型ビジョンに抜かれたのだった。実際の写真をダイヤモンドバックスが公開したほか、米メディアも記事で報道している。

　米国らしい出来事だ。事の発端は、米YouTuberコナー・マックリーのツイッター投稿だった。デートで野球観戦している友人の様子が気になったマックリーは、ダイヤモンドバックスの公式アカウントに向け「俺のルームメイトがデートで試合観戦をしているんだ。バックネット裏の6列目に座っている。どうなっているか気になっているからテレビに映してくれないか？」とツイートした。

　ダイヤモンドバックスはこれに反応。最初は「多分、テレビ局の方に言った方がいいかも」と返信したが、情報を得ると「彼はどんな服を着ている？　気になってきた」と徐々に興味を示す。遂にはデート中の2人に辿り着き、場内の大型ビジョンで帽子を被った男性と、タンクトップ姿の女性が映し出されたのだった。

　実際の写真をダイヤモンドバックス公式ツイッターが公開したほか、米スポーツ専門局「ESPN」は「ユーチューバーがダイヤモンドバックスの試合にデートで行っている友人を追跡し、ツイッターで話題に」との見出しで記事を掲載している。

　記事によると、試合観戦をしていた友人は「俺の2度目のデートがツイッター上で拡散されてしまった（笑）」とツイート。ダイヤモンドバックスからはこのカップルに、この日行われたロッキーズ戦での実使用球がプレゼントされたという。