レイカーズ戦での強烈ダンクに米メディアが続々注目

　米プロバスケットボール（NBA）・ウィザーズの八村塁は28日（日本時間29日）、レイカーズ戦で12得点、1リバウンド、2アシストを記録。第3クオーター（Q）にはアンソニー・デイビスの上から豪快ダンクを叩き込んだ。実際の映像に、米ファンからは「最高だ」と興奮の声が上がっていたが、現地メディアからも「ルイ・ハチムラがADを越える」などと注目が集まっている。

　ブロック王3度のスター選手の上から決めた。八村は第3Q残り3分6秒、速攻から右サイドを一気に駆け上がった。ブラッドリー・ビールからのロングパスを受けて跳び上がる。左側からデイビスが守備に飛び込んできたが、ものともしない。体をぶつけながらも、右手一本で豪快なダンクを叩き込んだ。現地実況も「オーマイガー！　ルイ・ハチムラ！」と驚きを隠せないようだ。

　接触したデイビスがコートに倒れこんだ実際の動画を、NBA公式インスタグラムが公開。米ファンからは「やば……」「ADがぶっ倒された」「Ruuuuuuuiiiiiii」「最高だ」などとコメントが寄せられていたが、米メディアもツイッターで続々と反応している。

　米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチックス」が「ルイ・ハチムラがADを越える」と脚光を浴びせれば、米紙「USAトゥデー」も「ルイ・ハチムラがアンソニー・デイビスの上から叩き込んだ」とNBA専門アカウントで投稿した。

　さらに米テレビ局「TNT」のNBA専門アカウントは「このルイ・ハチムラのポスターはエグイ」と興奮を示し、米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」は「やっばい。ルイ・ハチムラがアンソニー・デービスとリムで激突」と文面につづって、ダンクの決定的瞬間を捉えた写真を公開した。

　日本のツイッターでは「ADの上」がトレンド入りするなど注目を集めた八村のダンク。そのインパクトは本場米国をも熱狂させるほどだったようだ。