2戦連発でメジャートップタイの7号、米ファン唖然

　米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、敵地のアストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。8回の第4打席で2試合連発となる決勝の7号ソロを放った。飛距離440フィート（約134.1メートル）で中堅スタンドまで運ぶ特大弾。MLBが実際の動画付きで注目を寄せると、米ファンを興奮させている。

　今度は確信の一撃だった。2-2の8回、先頭で迎えた第4打席。右腕ガルシアの外寄りのフォーシームを力強くたたいた。勢いよく飛び出した打球は美しい放物線を描きバックスクリーン右へ。大谷は大きなストライドでゆっくりとダイヤモンドを一周。二塁ベースを回るあたりでは左手を突き上げ、ガッツポーズを繰り出していた。

　ホームインの瞬間には吼えた大谷。前日は途中まで本塁打に気付かず全力疾走し、照れ笑いするシーンもあったが、この日は手応え十分だったようだ。

　MLBは公式ツイッターで「ショウヘイが勝ち越し点」と記して動画付きで公開。すると米ファンからは「この男ありえない」「昨日はレフト守って、明日は先発ピッチャー。こんなの誰ができる？」「ア・リーグMVP」「このバットの音よ」「人間じゃない」などと興奮する声が上がっている。

　2戦連発でメジャートップタイの7本塁打とした大谷。チームも4-2で競り勝ち、連敗を4で止めている。