大谷翔平は「シャーザーを上回る」 初コンビの捕手が絶賛「比べても最高の球だった」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のレンジャーズ戦に先発登板。中15日でのマウンドは4回1安打、7三振を奪い無失点。80球で降板し今季初勝利はならなかった。7四死球と制球を乱したが、今季初めてバッテリーを組んだカート・スズキ捕手は「シャーザーやストラスバーグと比べても最高の球だった」と絶賛している。
今季からエンゼルスでプレー、初コンビのカート・スズキが絶賛
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のレンジャーズ戦に先発登板。中15日でのマウンドは4回1安打、7三振を奪い無失点。80球で降板し今季初勝利はならなかった。7四死球と制球を乱したが、今季初めてバッテリーを組んだカート・スズキ捕手は「シャーザーやストラスバーグと比べても最高の球だった」と絶賛している。
要所で投げる球は、やはり超一級品だった。大谷は初回、3連続四球で招いたピンチはスプリットで連続三振を奪い脱出。2回には緩いカーブで追い込み、最後はスズキが捕れないほどの落差のスプリットで三振を奪うなど、背負った走者は本塁には返さなかった。
4回で80球。過半数がボール球という苦しい投球ではあったが、今季初めて大谷の球を受けた捕手は大谷のポテンシャルを絶賛している。
ロサンゼルス地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」は「4回無失点のオオタニがエンゼルスのローテーションに戻ってきた」と見出し付けした記事の中で、「オオタニと今季初めてバッテリーを組んだ捕手のカート・スズキは、コマンド(制球)が効いていなかったとしてもオオタニの投球を絶賛した」と伝え、スズキの大谷評を続けている。
「俺がこれまで受けてきた投手、シャーザーやストラスバーグなどの(一流の)投手たちと比べても最高の球だった」と、ナショナルズ時代にバッテリーを組んだMLB屈指の右腕と比較して高く評価。さらには「彼の球はそういう投手たちを上回ると俺は思っている。彼は特別な才能の持ち主だ。彼の活躍を見られるということに興奮している」とまで話しているという。
今季からエンゼルスでプレーする37歳のスズキ。百戦錬磨の名捕手から見ても、大谷は紛れもない本物のようだ。
(THE ANSWER編集部)