【テニス】初出場の全米OPで3回戦へ、注目度増す大坂なおみ
今シーズンのテニス四大大会最終戦、全米オープンで躍進を見せているのは世界ランキング81位で初出場となった大坂なおみだ。
初戦でシード選手撃破、2回戦もストレート勝ち
今シーズンのテニス四大大会最終戦、全米オープンで躍進を見せているのは世界ランキング81位で初出場となった大坂なおみだ。現地時間31日に行なわれた女子シングルス2回戦で、世界ランク103位の段瑩瑩(中国)との一戦を6-4、7-6とトレートで下し、3回戦進出を果たした。女子テニス協会(WTA)の公式サイトでも同選手の特集記事が組まれるなど、注目度が増している。
同サイトでは大坂が大会初日に戦った第28シード、ココ・バンダウェイ(アメリカ)との一戦をレポート。18歳の新鋭は第1セットをタイブレークの末に6-7で落とし、いきなり窮地に立たされた。
記事ではそこから6-3、6-4と逆転勝利を収めた要因について着目。試合後、報道陣の「逆転勝利のカギは何だったのか?」との問いかけに意外な“切り替え方法”を明かしたことを紹介している。大坂はその際、「私はただリラックスして、頭の中でビヨンセの曲を歌い始めたんです」と回答。ビヨンセの「Don’t Hurt Yourself」の歌詞の一節を口ずさんだという。そんな18歳に、今回の特集も「Don’t Hurt Yourself, Naomi」のタイトルでレポートしている。
「オオサカは2015年末に世界ランキング203位だったが、全米オープン前には81位まで急上昇している。全豪オープンでも3回戦進出するなど、グランドスラムの結果によってのし上がっている」と急成長を遂げている様子も伝えられている18歳。国際舞台で着実に頭角を表す新鋭は、世界からも注目を浴び始めている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images