【野球】侍J・小久保監督&仁志コーチに聞く幼少期の思い出 成長に必要なこととは
小久保&仁志両氏が幼少期に取り組んだこと
充実した野球教室の終了後、両氏に幼少の頃の思い出を聞くと、「子どものころは、野球しかしたことがないですね」(小久保氏)、「小学校4年生からは野球だけをやっていましたね」(仁志氏)と異口同音に話しつつも、自発的な努力があったと回想する。まずは小久保氏だ。
「小学校2年生の時から『プロ野球選手になりたい』と言っていましたね」と早く目標設定したことで、日常生活も自然と規則正しいものになったという。「その中で身長は4年生くらいから伸び始めました。祖父が背が高いので遺伝もありますが、好き嫌いなく食べて、よく寝ることが大事だと感じました」と、健全な心身を育んだという。
一方の仁志氏も「学校から帰ってから、素振りや腕立て伏せ、中学校に入ってからはランニングもやっていました」と、野球をやる上での土台となる体力をつけることを常に意識していたそうだ。
「素振りは回数が大事なのではなく、続けることが大事。毎日20分でも続けていれば差が出てきますからね」とも小久保氏は語った。「勉強、野球、食べること。とにかく目の前にあることに全力で取り組んでほしい」ともメッセージを送った。
日々の努力は明確な目標設定があってこそ。2人の名選手の幼少の話は、将来の球児にとって大きなヒントとなったはずだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
荒川祐史●写真 photo by Yuji Arakawa