男気の25秒― 世界3位名手の“ネット越え神救助”に称賛の嵐「一流の振る舞いだ」
海外ファン&メディアも大反響「一流とはどうあるべきかを見せられた」
スポーツマンシップにあふれる行動の一部始終を大会公式ツイッターは動画付きで紹介。ATPの公式中継サイト「テニスTV」も「スポーツマンシップの終着点」とつづり、公式ツイッターで同様に公開すると、それぞれ海外のファンから称賛の声が殺到した。
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「一流の振る舞いだ、ディミトロフ。テニスが他のスポーツよりも一段上手な理由を目にした」
「スポーツマンシップの偉大な象徴」
「一流とはどうあるべきかを見せられた」
「ディミトロフは誰よりも早く助けた。素晴らしい対応だ」
「これがスポーツの良いところ」
「子供たちは彼の振る舞いを目に焼き付けるんだ」
「尊敬に値する行動」
「ディミトロフ…なんて愛すべき男なんだ!」
このように続々と声が上がり、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「グリゴル・ディミトロフは対戦相手カイル・エドモンドの負傷を助けるためにネットを越えた」と特集。「テニスはスポーツマンシップに尽きることがないスポーツだ。しかし、グリゴル・ディミトロフが示した咄嗟のスポーツマンシップを見ることができるのは稀だ」と拍手を送っている。
その後、懸命にコートに立ったエドモンドに対し、ディミトロフは死力を尽くして対峙。最終的に2セットを連取し、準決勝に駒を進めた。しかし、結果以上にブルガリア人の紳士的な行動は世界のテニスファンの心に刻まれた。
(THE ANSWER編集部)