ロシアプロリーグ下部組織、怒りのスローインに海外注目

　海外サッカー、ロシアプロリーグの下部組織で起きた退場劇が、海外ファンの注目を集めている。スローインの邪魔をする相手選手の顔面に思い切りボールをぶつけたシーンが話題に。同国メディアが動画付きで「近すぎる位置の相手を許さなかった」と報じていたが、海外ファンから「フェアプレーじゃないけど笑ってしまう」「ある意味最高だ」などとコメントが集まっている。

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　4日に行われたロシアプロリーグの下部組織、FCチェリャビンスク―カマーズ戦。前半27分、白いユニホームのFCチェリャビンスクのスローインで起きた。ボールを投げ入れようと構えているが、目の前には青いユニホームのカマーズ選手。1メートルほどの距離で壁になり、全く動こうとしない。すると、ボールを持った選手はたまらず顔面にぶん投げた。ぶつけられた選手はその場でうずくまっている。

　ロシア放送局「ロシアトゥデー」が動画付きで「相手にスローインをぶつけてレッドカードに」と報道。「ロシアの馬鹿げたスローインが話題に。近すぎる位置に立っていた相手を許さなかった」と説明していたが、オランダに本部を置くサッカー専門サイト「433」の公式インスタグラムが「この男はイケていない」と動画を公開すると、海外ファンに笑撃が広がっている。

「フェアプレーじゃないけど笑ってしまう」
「ある意味最高だ」
「レッドに値する」
「クールじゃないね」
「これは何という競技かな？」
「過去最悪の出来事」
「ショートスローだな」

　ボールをぶつけたスラニコフはレッドカードに。ロシアトゥデーは「審判の判断を待つ前に、自らの手でこの事態を収拾してしまった」と、待っていれば邪魔をした相手が注意を受けた可能性を指摘している。試合は3-1でカマーズが勝利した。