ロッテ謎の魚、マスコットの常識破る生声披露 最終形態に進化も「寒さで変身に失敗」
プロ野球・ロッテの公式キャラクター「謎の魚」が6日、オリックス戦(ZOZOマリン)で最終形態を披露した。マスコット界の常識を破り「サンキュー」の生声も披露。ただ変身には失敗したとのことで、球団広報室は「あれだけ何度もリハーサルをしたのに」と呆れた様子のコメントを出している。
ZOZOマリンで進化後「サンキュー」と言葉を発する
プロ野球・ロッテの公式キャラクター「謎の魚」が6日、オリックス戦(ZOZOマリン)で最終形態を披露した。マスコット界の常識を破り「サンキュー」の生声も披露。ただ変身には失敗したとのことで、球団広報室は「あれだけ何度もリハーサルをしたのに」と呆れた様子のコメントを出している。
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オリックス戦の5回裏終了後、ZOZOマリンに姿を現した謎の魚。魚の形をした大きな胴体をつけ、BGMが鳴り響く中、センターのポジションでリズムを取り始める。すると次の瞬間、脱皮をするかの如く胴体が真っ二つに。中から現れたのは、人型で頭部がギョロ目の魚というなんとも珍妙な姿だった。
リズミカルなダンスを披露した謎の魚は、BGMが鳴り終わると自らの触覚をマイク代わりに「サンキュー」と一言。球界のマスコットが自ら言葉を発するケースは稀。まさかの“生声”披露に、観客席からは笑いとどよめきが起きた。
謎の魚はその後、球団を通じ「すいません。寒さのあまり手がかじかんで、変身に失敗をしてしまった魚です。100点満点でいうと50点です。不甲斐ないです。悔しいです。明日、もう一度だけチャンスをください。お願いします! サンキュー」とコメントした。
これまで謎の魚の言動に“塩対応”をしてきた球団広報室は「あれだけ何度もリハーサルをしたのに『ああ、やっちゃったなあ』という感じでした。残念です。チャンスは何度もあるものではないと思います。まあ失笑は漏れていたのでいいんじゃないですかね」とコメントしている。
謎の魚は可変キャラクターとして17年5月26日に第一形態が登場。5月28日に第二形態、6月11日に第三形態となった。翌18年6月12日に第四形態、6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われていた。今日のオリックス戦で、また何かをしでかすのだろうか……。
(THE ANSWER編集部)