大谷翔平を心配 交錯走者の紳士な振る舞いに米記者注目「スパイクが当たらないよう…」
米記者はアブレイユのスライディングを評価「不運だっただけだ」
確かにリプレーを見ると、アブレイユは大谷を心配し傍らに立ち尽くしている。そして大谷が立ち上がるのを見届けてからダグアウトに引き上げている。
スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者も自身のツイッターで「オオタニが倒れたプレーについて、SNS上でたくさんのコメントを見た。あれは完全にクリーンなプレーだった。アブレイユは何も悪いことはしていない。彼はホームにスライディングし、得点しようとした。オオタニは懸命にプレーした。不運だっただけだ」と綴り、両者の懸命なプレーの中で起きた不運な出来事だとしている。
またロイター通信のビンセント・リー記者も自身のツイッターで「アブレイユがスライディングし、オオタニはボールをキャッチしようとジャンプした後、本塁辺りに着地。オオタニにスパイクが当たらないように、アブレイユが足を引いたのが見てとれる。でも彼がオオタニにスライディングするのを避ける術などなかった」とアブレイユのクリーンなスライディングを高く評価しているのだ。
球団は試合中に大谷の軽傷を発表している。肝が冷えるアクシデントではあったが、アブレイユのクリーンなスライディングによって大事には至らなかったという見方もあるようだ。
(THE ANSWER編集部)