誤審で「懲役15か月&10年間資格停止」 サッカーの厳罰を英報道「議論を起こすPK」
セルビアのサッカーで起きた誤審に厳罰が下された。3年前の試合でハンドによるPK判定を下し、誤審とされた審判が懲役15か月と10年間の資格停止に。1日に英メディアが動画付きで報じている。
セルビアサッカー2018年の誤審で厳罰、英メディアが動画付きで報道
海外サッカーのセルビアリーグで起きた誤審に厳罰が下された。3年前の試合でハンドによるPK判定を下し、誤審とされた審判が懲役15か月と10年間の資格停止に。1日に英メディアが動画付きで報じている。
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何が起きたのだろうか。1-0の後半42分。リードしている白いユニホームのスパルタク・スボティツァの選手が敵陣ペナルティーエリア右に抜け出した。赤いユニホームを着たラドニチュキ・ニシュのDFがチェックに近づくと、中央の選手に向かってパス。ボールはDFの足に当たったのか、バウンドが変わって他のDFのもとへ渡った。
すると、審判が試合を止め、PKの判定を下した。ラドニチュキ・ニシュの選手が抗議しているが、覆ることはなく、スパルタク・スボティツァはPKを決めて2-0とリードを広げた。
英ラジオ局「トークスポーツ」は動画付きで「セルビア人の審判が物議を醸すPKを与えた後、15か月の懲役とサッカー界からの10年間の資格停止を言い渡された」の見出しで記事を掲載。「2018年のセルビアリーグでスパルタク・スボティツァが2-0でラドニチュキ・ニシュに勝利した1戦で、(審判の)スルジャン・オブラドビッチは議論を起こすようなPKを2度与えた」と、同じ試合で疑問視された判定が2度あったと説明している。
記事では「勝者はヨーロッパリーグ出場に向けて有利な立場になる」と重要な試合だったことを強調。さらに「ラドニチュキ・ニシュは、0-0の状況でミラン・パヴコヴが退場にもなった」と別のシーンでも不可解な判定があったことを指摘した。「オブラドビッチの言い分は、ハンドを見たとするものだった。副審もそれを確認したという」と主審の主張も紹介している。
(THE ANSWER編集部)