W杯予選、まさかの珍事で試合中断 ピッチの紳士的対応に英称賛「助けた選手に敬意」
サッカーのカタールワールドカップ(W杯)欧州予選、E組のベルギー対チェコが27日にチェコで行われ、1-1で引き分けた。前半には、ボールパーソンがピッチサイドで転倒するまさかの珍事で試合がストップ。英メディアが動画を公開すると、選手たちの“紳士的対応”に英ファンから「助けた選手たちに敬意」「試合より大切なこと」と称賛の声が集まっている。
W杯欧州予選で珍事、係員が転倒する様子とは
サッカーのカタールワールドカップ(W杯)欧州予選、E組のベルギー対チェコが27日にチェコで行われ、1-1で引き分けた。前半には、ボールパーソンがピッチサイドで転倒するまさかの珍事で試合がストップ。英メディアが動画を公開すると、選手たちの“紳士的対応”に英ファンから「助けた選手たちに敬意」「試合より大切なこと」と称賛の声が集まっている。
足をひねったのか。0-0の前半2分、ベルギーのスローイン。画面手前から選手が投げ入れようとした時だった。別のボールを回収しようと、黄色のビブスを着用した係員がライン際にやって来た。そのまま地面のボールをドリブル。しかし、その場で転倒した。すぐさま両軍選手が駆け寄り、試合がストップしたようだ。
一部始終の動画を英衛星放送「スカイスポーツ」公式インスタグラムが公開。「警備員が昨晩の試合序盤に滑った! 彼は選手たちに手を差し伸べられ、怪我をせずに立ち去ると拍手を受けた」とつづると、英ファンから「選手たち最高」「助けた選手たちに敬意」「試合より大切なこと」「プライスレスだ」「一流の行い」「ウォーミングアップは大事」とコメントが相次いでいる。
頭を打ちかけたが、大事には至らなかったようだ。試合はチェコが後半5分に先制したが、同10分にロメル・ルカクのゴールでベルギーが追いついた。
(THE ANSWER編集部)